【心理学】ポモドーロテクニック

このようなお悩みを解決できるのが、ポモドーロテクニックです。

この記事は、ポモドーロテクニックについて簡単にお伝えします。

あっという間に読める分量なので、ぜひ最後までご覧ください。

ポモドーロテクニックとは

ポモドーロテクニックは、「短時間集中」と「休息」を繰り返し、集中力を高め生産性アップが期待できるテクニックです。

過去や未来は一旦無視をして、いま目の前にある作業に意識が向くというメリットがあります。

理性と本能について

本題に入る前に……。

人間の行動には、意識と無意識、理性と本能があります。

例えば、「勉強に取り組めない、気が進まない」とき。

理想的な状態は、

勉強する気が起きない・やる気が出ない背景には上記のように理性と本能のバランスが崩れているからと考えられます。

ハードルが低く簡単な作業からスタート！

心理学的に、頭で考えるよりまず行動！という考え方があります。

やる気スイッチを探しても見つからない……

そんなときは、試しにハードルが低い簡単な作業から取り掛かってみるということです。

アメリカの心理学者　ウィリアム・ジェームズ氏の提唱する『情動の抹消神経説　ジェームズ・ランゲ説』も参考になるのでご覧ください。

理性と本能がイコールになったら、億劫（おっくう）だった勉強も進められるのではないでしょうか。

ちなみに、わたしが今まさに！

通信制大学の心理学レポート作成になかなか取り組めず……

この記事を書き始めたところ、自分から心理学のテキストやノート、参考文献を読み漁り始めました。

ハードルを低くし、ちょっとしたキッカケで取り組みはじめると、芋づる式に進んでいくということを体感しているところです。

人間の行動には、理性と本能が関わっているという話をしてきました。

理性と本能を踏まえた上で本題の「ポモドーロテクニック」の流れについてお伝えします。

ポモドーロテクニックの流れ

人間の集中できる時間は、平均で20分～30分と言われています。

ポモドーロテクニックは、人間にとって無理のない取り入れやすいテクニックなのです。

ポモドーロテクニック効果の理由

ポモドーロテクニックを活用すると、嬉しい効果が期待できるといわれています。

代表的な2つの効果を簡単にお伝えします。

１．ツァイガルニク効果

ツァイガルニク効果の典型的な例をあげると、TV番組の終わりやCMを入れるタイミングでしょうか。クライマックスのところで次回へつづく…や、この続きはCMのあとで…などです。

心理的に、続きが気になり見てしまった経験は多かれ少なかれあると思います。

この手法を勉強や作業に取り入れるとどうなるのか。

このように、人間の心理を突いたテニックを活用することで、休息後に再び作業再開できるという仕組みです。

２．デッドライン効果（締め切り効果）

具体例として、お店の“タイムセール”で、「〇時まで５０％Off」「セール終了まで、あと〇時間！」を見かけるコレです。
他にも「増税前に○○ゲット！」や「大決算セール」などです。

人間の心理・習性を上手く活用したテクニックといえるでしょう。

学生時代、夏休みの宿題。提出期限が先過ぎて、なかなかエンジンがかからない。
そうこうしているうちに、登校日前日に焦り出す……。

人間は、時間や期間を区切らないと間延び（ダラダラ）してしまう生き物なのです。

以上のように、ツァイガルニク効果とデッドライン効果を取り入れたポモドーロテクニックは、人間の心理・習性を考えられているテクニックといえます。

ポモドーロテクニックを実践して集中力を高めよう！

いかがでしたか？
ポモドーロテクニックについて簡単にお伝えしました。

集中力を高めたいな……と思っている方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。